2026.5.6 サガン鳥栖vsガイナーレ鳥取
サガン鳥栖vsガイナーレ鳥取
4−0(芳野、塩浜、伊澤、酒井)
正直、質の差がそのまま出るような試合となった。
DFラインはビルドアップ、守備ともに連携は悪く、
非常に難しい入りであったが、それゆえに早めに蹴る。
FWが塩浜ということもあり、アバウトなボールで鳥取にミスが多く出た。
鳥栖は前プレは田中と伊澤で制限、塩浜がボランチを消す。
右の芳野の乱雑なプレスにも鳥取は困っており、こちらも思うように繋げない。
そうしてFW vs CBという構図になった時にお互い守備は不安があったが、
攻撃陣の質の差で鳥栖が思わぬ完勝を得た。
芳野のカットインは最近の鳥栖では見ない部類のプレーだったし、
塩浜の抜け出しはややファール気味であった。
それでもこの試合をポジティブに捉えられるのは、
伊澤というまさに天賦の才を持った選手の先発出場を見れたことだ。
この試合は単なる初先発初ゴールという結果だけではない。
若干16歳の少年がサガン鳥栖の中心となる物語の始まりだ、とさえ感じた。
それほどまでにチームを、味方を、敵を、サポーターを掌握しきった。
チームを試合を支配したこの少年は、
ゴールがおまけであるほどに、中盤でボールを操り、味方を自在に動かした。
芳野へのパスはストレート系の質で彼が走る足元に綺麗に収まった。
少しでも左足でインに巻いたらスピードダウンしていただろう。
シュートのシーンでは完璧な回転を与えてポストを叩いてゴールに吸い込まれた。
思いのままにボールを操ったこの試合は、もしかすると、
数年後に「彼の初ゴールを見たよ」と多くの人に自慢できるものになるかもしれない。
※ この記事は、2026年5月7日にアメブロ「虚言」で書いたものを移しました。
